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バンコク3大寺院「暁の寺」ワットアルン|行き方・見どころ徹底ガイド

バンコクで最も有名な観光スポットと言えばワットアルン・ワットプラケオ・ワットポーの3つの寺院です。これらはバンコク3大寺院と呼ばれていて、バンコクを旅行した際に行かない方は居ないと言っても過言ではない程、有名なお寺です。
そんな超有名なバンコク3大寺院の中から、今回は「暁の寺」との別称で知られるワットアルンをご紹介します。

 

ワットアルンってどんなところ?

ワットアルンはバンコクの西側、チャオプラヤー川沿いにあるお寺です。
「ワット」はお寺「アルン」は暁・夕焼けという意味があるので、別名「暁の寺」と呼ばれています。
建立時期は不明ですが、アユタヤ王朝時代からその場所に建っていたという記録が残っているので、バンコクの中では古いお寺の一つです。
元々は「ワットマコーク」という名前の小さなお寺だったのですが、その後トンブリ王朝の時代に「ワットチェーン」という名前に変わり第一級寺院とされ、現在のバンコク王朝のラーマ2世の時代に現在の「ワットアルン」という名前になったと言われています。
夕焼けや朝焼けの時間帯にとても美しい姿を見せてくれるからというのがアルンという名前の由来かと思われがちなのですが、ヒンドゥー教のアルーナ神から取られた名前なのだとか。
その美しさから数々のガイドブックのイメージ写真としても使われるワットアルンは、タイの10バーツ硬貨にも採用されていて、タイを代表するお寺の一つとされています。

 

ワットアルンの行き方

ワットアルン

ワットアルンへの行き方は、以下の4種類です。

  • BTS+ボート
  • MRT
  • タクシーまたはGrab
  • 現地ツアー

それぞれの行き方について詳しくご説明しますね!

BTS+ボート

BTSを使って訪れる際は、サパーンタクシン駅まで行ってからボートを使ってチャオプラヤー川を北上していきます。
サパーンタクシン駅最寄りの船着き場であるSathorn船着き場からワットアルン最寄りのTha Tien船着き場までは所要時間およそ15分で運賃は15バーツです。
Tha Tien船着き場からはワットアルン前へ行く渡し船に乗船し、およそ3分で運賃は4バーツです。
MRTよりも手間がかかりますが、チャオプラヤー川から見える景色を楽しみながら移動が出来るので旅行気分がアップします。

MRT

MRTで行く場合はイサラパープ駅またはサナームチャイ駅を利用します。
サナームチャイ駅を利用した場合はTha Tien船着き場から渡し船を利用し、イサラパープ駅を利用した場合は駅から徒歩13分ほどで到着します。
サナームチャイ駅周辺にはワットポーやワットプラケオなどの寺院が集合しているので、他の寺院も併せて巡りたい方はサナームチャイ駅を利用した方が、効率がいいでしょう。

タクシーまたはGrab

タクシーやGrabで行く場合はバンコク中心部から100~150バーツくらいで、所要時間は30~50分前後となります。
時間帯によっては渋滞が酷い可能性があるで、渋滞の心配が無く運賃も安いBTSやMRTを使った方が時間も読みやすくておすすめです。

現地ツアー

歴史や建築物の説明をしっかりと聞きたい方は日本語ガイド付きの現地ツアーがおすすめです。
現地オプショナルツアーで多いのは、ワットアルン・ワットポー・ワットプラケオの3大寺院を巡る半日ツアーで、滞在場所からの送迎や有名店でのランチが付いている場合がほとんどなのでお得感があります。

 

ワットアルンの見どころ

ワットアルン 模様

ワットアルンの一番の見どころは敷地内にそびえる5つの仏塔です。
これら5つの仏塔はバンコク様式で建てられており、仏教の須弥山を表現しているとの事。一番高い仏塔の高さは75メートルあり、急な階段を上り仏塔の中腹まで登ることができます。
仏塔から見渡すチャオプラヤー川越しのバンコクの景色は最高ですので、訪れた方は是非登ってみてください。

仏塔には陶器を使った装飾が施されており、近づいてよく見ると、お花やフルーツの模様だけでなくガルーダや麒麟など神様の絵も見つけることが出来るでしょう。
仏塔を支えるように配置された人型の装飾は一つ一つ顔が違うので、時間の許す限りじっくりと眺めてみてください。
仏塔の見物が終わった後は、是非本堂にも立ち寄ってみましょう。
ワットアルンの本堂にあるお釈迦様の顔は、ラーマ2世自身の手で掘られたとされている大変ありがたいものです。
また、本堂の中には余すところなくお釈迦様の生涯に関する壁画が描かれていて、そちらも繊細で大変美しいものですので、要チェック。

参拝が終わったら伝統衣装で記念撮影

ワットアルンの出入り口にはお土産屋さんがいくつか並んでいるのですが、その中にタイ伝統衣装を着て写真が撮れるサービスを行っているお店があります。
洋服の上から布を巻いたり、アクセサリーを付けて撮影する簡易的なものではありますが、100~200バーツ程の金額で写真撮影をしてもらえるので、旅の思い出になると人気のサービスです。時間がある方にはおすすめです!

ワットアルン参拝時の注意点

ワットアルンは地元の方々も参拝にくるお寺ですので、服装に気を付けましょう。

タイのお寺でNGの服装は以下の通りです。

  • 袖の無いトップス(キャミソール・タンクトップなど)
  • 膝が見える丈のボトムス(ショートパンツ・ミニスカート)
  • 体のラインがわかりやすい服(スキニーパンツ・レギンスなど)
  • ダメージジーンズ(裾のフリンジは大丈夫)

服装チェックはそこまで厳重ではないので、ダメージジーンズに関しては咎められる事は少ないかと思います。

また、もしうっかり露出度の高い服装で訪れてしまった場合でも、有料ですが巻きスカートや羽織物を貸してもらえるので、そこまで神経質にならなくても大丈夫です。

ワットアルンの基本情報

  • 住所:158 Thanon Wang Doem, Wat Arun, Bangkok Yai, Bangkok 10600 タイ
  • 営業時間:8:00~18:00
  • 休館日:不定休
  • 入場料:50バーツ

まとめ

今回はバンコク3大寺院のひとつであるワットアルンについてご紹介しました。
ワットアルンの敷地内の見どころは上でお伝えした通りですが、チャオプラヤー川の対岸から見るワットアルンも大変美しいです。特に夕暮れ時にオレンジ色に染まった姿や、夜間のライトアップはどこかノスタルジックな良さがあり、一見の価値ありです。
対岸にはリバービューのレストランやカフェがありますので、ワットアルンの姿を眺めながら食事を楽しむのもおすすめです。
季節や時間帯によって様々な顔を見せてくれるワットアルンは在住者の中でもファンが多く、何度行っても楽しめるバンコクのベストスポットの一つと言えるでしょう。

3大寺院に数えられる、ワットプラケオ、ワットポーはこちらでご紹介をしております。