タイに移住し毎日タイをおおいに!満喫した場合の生活費
せっかくタイへ移住するなら、ゴルフにマッサージ、南国リゾートまで、毎日思う存分タイを満喫したい!そう思う方は多いでしょう。
今回は毎日タイを満喫するならどんな事ができるのか、そしてそれらにかかる費用はどれくらいなのかという事をまとめてみました。
想像するだけで楽しくて憧れてしまうタイ満喫生活、詳しくご説明していきますね!
タイ移住生活を毎日!満喫する生活のイメージ
まずは毎日タイを満喫するとはどんなイメージなのか、タイではどのような事が満喫できるのかを以下に箇条書きにしてみました。
- 毎日ゴルフ三昧
- ゴルフ後は必ずマッサージ
- ミシュラン星付きレストランで食事
- 高級コンドミニアムに住む
- 家政婦を雇い、家事の全てを代行してもらう
- 定期的に国内旅行へ行く(5スターホテル宿泊)
さすがにこれは富裕層の中でもかなり上のレベルの方々の生活なのでは…。とお考えですか?ではそれぞれの項目でどれくらいの費用がかかるのか詳しく解説していきます。
毎日タイを満喫した場合、費用はいくらかかる?
それでは上で挙げた項目について、実際にどれくらいの費用がかかるのか、詳しく解説していきます。
タイのゴルフにかかる相場は?
ゴルフは利用するゴルフ場によって価格はピンキリですが、平均的な価格は3,000バーツ~5,000バーツ。安い所では1,000バーツ台、高い所では10,000バーツ程の費用がかかるゴルフ場もあります。
平均的な価格帯のゴルフ場でプレーした場合でも、キャディーへのチップとして300~1,000バーツ、その他送迎等2000~3000バーツの費用を考えると、週末ですと1回あたり8,000バーツ前後が相場と言えるでしょう。平日や暑い時間帯に利用する場合は約7割程度の金額でプレーできるのが一般的です。
毎日ゴルフに行くというのは同行する方の兼ね合いや体力的な事から若干非現実的ですので、今回は仮に平日週2回と土日週1回ゴルフ場へ行き、週4日はゴルフ練習場で技術を磨くという事にして費用を試算してみます。
- 平日週2回のゴルフ費用:5600×2=11,200バーツ(36,960円)
- 土日週1回のゴルフ費用:8,000バーツ(26,400円)
- ゴルフ練習場週4回:100(1箱40球)×2箱×4=800バーツ(2,640円)
- 1か月の合計:約80,000バーツ(264,000円)
ゴルフ練習場の料金はスクンヴィットのエカマイ駅近くに立地し、日本人に人気の42TEE-OFFという練習場を参考にしています。
ゴルフ練習場に関しては、日本とあまり価格が変わりませんが、実際にプレーするとなるとやはり日本に比べて安い印象ですね。
忘れないで頂きたいのは、こちらのお値段はゴルフ場への送り迎え付のお値段となっています。
帰りの運転のことを考えなくて良いので、プレー中、プレー後に安心してビールも飲むことができます!
42TEE-OFF : https://www.42tee-off.com/
タイのマッサージの相場は?
マッサージの相場についてですが、こちらは訪れるマッサージ店により異なります。
仮にタイ古式マッサージを1時間施術して貰った場合の費用は以下の通り。
- 街中のローカルマッサージ店:200~300バーツ(660~990円)
- 中級マッサージ店:500バーツ前後(1,650円)
- ホテルスパや高級マッサージ店:1,000バーツ前後(3,300円)
中級~高級マッサージは確かにサービスの質が良く、気持ちの良いものですが予約が取りにくかったりするケースも多々あります。したがって、気軽に利用するなら街中のローカルマッサージ店ではないかと思います。
仮に週3回のゴルフ後に訪れた場合、1週間で約1,000バーツ、1か月で約4,000バーツ(13,200円)の費用がかかります。
タイはマッサージ天国ですので、上質なマッサージも日本の3分の1程度の価格で受けられるのが嬉しいですね。
マッサージ師によって、同じお店でもサービスレベルが異なるので、早くお気に入りの人に巡り合うことが、毎日快適なマッサージを受ける秘訣かもしれません。
ミシュラン星付きレストランで食事
タイにはタイ版のミシュランガイドの1つ星と2つ星を獲得しているレストランが合計27店舗あります。
そんな最上級の料理とおもてなしを行うレストランで食事の相場は以下の通り。
- ディナーコース料理:8,000バーツ前後(26,400円)
- ランチ:1,000~3,000バーツ(3,300~9,900円)
月に1,2度ディナーを、ついでにランチも週に1度程楽しむとして一か月あたり約25,000バーツ(82,500円)
こちらの金額は日本ともあまり変わらない印象ですね。
タイ・バンコクの高級コンドミニアムの家賃相場
次に住む場所です。バンコクで高級コンドミニアムに住む場合の家賃相場は以下の通り。
- 1ベッドルーム:50,000~80,000バーツ(165,000~264,000円)
- 2ベッドルーム:~150,000バーツ(495,000円)
- 3ベッドルーム:200,000バーツ前後(660,000円)
あくまで一例ですが、駅近の高級物件だとこれくらいの金額となります。
確かに高い金額を出せば良い物件に住めますし、高級物件はお部屋の広さや豪華さだけでなくセキュリティ面もしっかりしているので安心感があります。
しかしこれくらいの金額を支払うなら送迎やコンシェルジュサービスが充実していてメイドサービスも付帯しているサービスアパートに住む事も可能です。
家政婦を雇う場合にかかる費用
仮にコンドミニアムに住んだ場合、家事を代行してくれる家政婦さんも雇っておきたいところ。
タイでは日本よりも気軽に家政婦さんのサービスを受ける事が可能です。
家政婦さんの相場は以下の通りです。
- パートタイム(週3回):約4,800~6,000バーツ(15,840~19,800円)
- フルタイム(週7回):約15,000バーツ(49,500円)
家政婦さんにお願いする仕事内容や作業時間によって金額は前後しますが、1回3時間程度で上記のような金額イメージとなります。
外食が多く、料理まで作ってもらう必要がないとなると、週2-3回、お部屋の掃除と洗濯をお願いできれば、十分家事から解放された生活といえるかもしれません。
タイの国内旅行の移動費と宿泊費
バンコクに住んでいたら、定期的にビーチリゾートへ訪れて南国気分を満喫したいですよね。有名なプーケット島やサムイ島、あまり知られていないカオラックやチャン島なんてところもあります。
またたまには、チェンマイやカオヤイといった、涼しいところでゴルフを楽しむなんていうのもありかもしれませんね。
最後の項目は国内旅行の移動費と5つ星ホテルの宿泊費の相場です。
行く場所によっても異なりますが、仮にバンコクから飛行機を使ってプーケット島やサムイ島などのビーチリゾートへ行く場合で考えたところ、航空券の相場は約3,000~15,000バーツ(シーズンにより異なる。年末年始、ソンクラン等の大型連休を除く)日本円にしておよそ9,900~49,500円です。
滞在先で5スターリゾートホテルに泊まる場合の相場は1泊あたり約5,000~50,000バーツ(シーズンにより異なる。年末年始、ソンクラン等の大型連休を除く)かなり幅がありますが、雨季などのオフシーズンなら15,000円前後で最高級の5スターホテルに宿泊が可能です。
まとめ
今回は毎日タイを満喫した場合、どのような事が楽しめるのか、そしてそれらにかかる費用はいくらくらいかかるのかをご紹介しました。
最後に今回仮定した内容で計算した場合の1か月あたりのコストですが、なんと約200,000バーツ(660,000円)となりました!(光熱費等の生活費及び旅行費除く)
この金額を安いと捉えるか高いと捉えるかは人それぞれ異なりますが、仮に同じレベルの生活を日本で行うとなると恐らくこの金額では収まらないでしょう。
今回はハイレベルで快適、そして贅沢な生活を基準に費用をご紹介しましたが、タイには安くて良いサービスもたくさんあります。
移住前にご自身の望む生活環境を想像しながら、一度コスト試算をしてみてはいかがでしょうか。
※今回の記事に記載の金額は1バーツ=3.3円で計算しています。
一般的なタイでの生活費についてはこちらの記事をご参照ください。