タイに移住したい 事前に進めておくべき準備とは!?~ビザ編~
2020年世界中ではコロナウィルスが猛威をふるい、皆様の生活やお仕事にも大きな影響、変化が出ているかと思います。その変化のうち大きなものの1つとして、働き方が変わったという方も多いのではないでしょうか。非常事態宣言があけても、在宅ワークを推奨する会社も増えてきており、いまだにコロナウィルスの感染者数が増え続けている日本ではなく、田舎や海外に移住したいと考えていらっしゃる方も多いのではないかと思います。
今回は微笑みの国タイに、移住にするにあたって事前に準備しておきたいこと、考えておいた方がよいことについてまとめてみました。今回はその中でも長期滞在許可、ビザについて取り上げます。
タイの魅力
他の記事でもまとめておりますが、タイへの移住のメリットとして以下のようなものがあげられます。
比較的安いタイの物価
日本に比べると衣食住どれをとっても、安価に抑えることができるのが一番のタイの魅力。
安いからといって日本のものが全く手に入らないわけではありません。
タイには10万人を超える日本人が住んでいるといわれており、一時期バンコクの日本人学校では2000人を超える生徒数を抱えているといった時期もありました。
住んでいる日本人が多いため、その日本人に向けたサービスも充実しており、病院やレストランなど日本語が通じる、日本食が食べることができるレストランが多くあるのもタイの魅力の1つです。
温暖で比較的安定した気候
4-5月は温暖ではなく、暑すぎると感じる方もいらっしゃるかと思いますが、常夏の国タイランド。1年中半そでで過ごすことができる気候は魅力の1つです。また地震や台風といった日本で多く発生する災害も少ないのも特徴の1つです。
比較的タイ料理が日本人の口にあいやすい
海外に移住して苦しむのが言葉と、食事。食事が国にあわないと、長期で滞在するのは難しいのが現実です。タイ料理は辛いものもありますが、ほかの国の料理と比べると、比較的日本人の口にあいやすく、タイ料理が大好き!という日本人の方も少なくありません。
親日の国でやさしい性格の人が多い
「微笑みの国タイ」と呼ばれるほど、温和な性格の人が多い人種です。また、タイは親日の国んにちは」、「ありがと」といった片言の日本語でしゃべりかけてきてくれる方もいるぐらいです。
ゴルフ、マッサージ天国
ゴルフやマッサージを旅行の目的として、タイを訪れる方も多いのではないでしょうか。タイに移住することができれば、ゴルフやマッサージを毎日のように楽しむことも可能です。
所得税が無税となる可能性
タイに移住をすることで所得税が無税になるという方法もあるようです。以下のサイトで紹介されていましたので、もしご興味がありましたら下記ご覧になってください。
タイの魅力については下記の記事で詳しくご覧いただくことができます。
タイの移住にあたり進めておく準備とは?
では、本題のタイの移住にあたり準備・検討が必要な事項についてお話していきたいと思います。準備というよりは、事前に検討しておいた方がよいことといった方がしっくりくるかもしれません。
ビザ
どの国に移住するにあたっても、必ず検討しなければいけないものがビザ(滞在許可)となります。日本のパスポートはビザなしで、入国できる国が191か国と便利なパスポートとされていますが、多くの国では2週間、1か月といったビザなしで滞在できる上限の日数が決まっています。移住や長期滞在となると、パスポートだけでは滞在することができず、ビザを取得する必要があります。タイでは30日を超えて滞在には、原則、ビザが必要となります。
タイへの移住にあたり、ビザを取得する方法を考えてみると以下のようなものがあります。
リタイヤメントビザ
50歳を超えている方であれば、一番手軽に取得できるものがリタイヤメントビザかもしれません。300万円程度の預金をタイ国内ですることで、取得することができ、50歳以上という年齢制限はありますが、費用的には一番抑えられる選択肢となります。
リタイヤメントビザのデメリットとしては、1年に1回更新手続きが必要となり、その更新手続き中(2-3週間程度)は必ずタイ国内に滞在する必要があるため、比較的時間を自由に使うことができる方でないと、維持し続けることが難しい点があげられます。
就労ビザ
タイ国内で会社を興し事業を立ち上げることで、その会社から就労ビザを発行するというのも1つの選択肢となります。日本で何か事業をされていて、それをタイでもトライしてみたい!という方にはぴったりの方法かもしれません。こちらも会社を興して5年程度は、1年間のビザを毎年更新することになります。会社設立からの年月や売上・利益等で、1年以上の長期のビザを取得できる可能性もあります。
就労ビザを発行するにあたっては、会社の設立、会社のオフィスの存在、4人以上のタイ人の従業員といった要件があり、それを維持するだけでも月数万バーツの費用がかかります。何かやりたい事業があるのであれば、ぴったりではありますが、ビザを取得することを目的として、就労ビザを選択するというのは、費用としても、手続きの煩雑さを考えても、あまりお勧めできる方法ではありません。
エリートカード
資金に余裕がある方であれば、この方法が一番、簡易な手続きで取得することができる方法となります。それは、タイエリートカードに加入することです。タイエリートカードについては別の記事でご紹介をしておりますが、5年~20年のビザもしくは、一生涯のビザを購入するという方法になります。ビザの取得手続きについても、エリートカードのコンシェルジュサービスがお手伝いしてくれるため、煩雑さを感じることなく手続きができるものと思います。
ビザのほか、空港でのVIP待遇や、ゴルフ・スパの無料利用といった付帯サービスも充実していますので、資金的な余裕がある方はエリートカードを検討してみても良いかもしれません。
エリートカードの詳細は下記のページにてご覧頂くことができます。
まとめ
今回はタイに移住するにあたって準備・検討が必要なこととして、ビザの種類についてご紹介をさせて頂きました。そのほか、日本での住民票や、健康保険、年金といった社会保険をどのようにするべきなのか?という点つきましては、こちらの記事をご参照ください。