【タイ移住体験インタビュー】タイにお試し長期滞在|タイの魅力にひかれ移住を決意
今回はタイに半年間、チェンマイ、バンコク、パタヤと3つの都市に滞在されたSさんにお話しをお伺いいたしました。
タイにはなぜ半年も滞在されていたのでしょうか。
仕事が広告代理店でインターネット広告の運用をさせてもらっていまして、コロナの前から在宅でお仕事させて頂いていました。2019年、日本での人間関係に疲れ、仕事もリモートだし、いっそのこと海外に行ってリフレッシュ!と思いまして、タイで半年間、仕事をしておりました。
その半年間でタイの魅力に見せられ、シンガポールの会社のタイオフィスに転職を決め、現在はビザの発給を待っているところです。
なぜ滞在先にタイを選ばれたのでしょうか。
実はタイに興味があったわけではないんです。仕事に没頭できる環境と探していると、「ノマドワーカーにお勧め “チェンマイ”」という記事を見つけ、チェンマイを調べ始めたところ、後でチェンマイがタイにある町であることを知りました。
チェンマイはお洒落なカフェや、24時間利用できるコーワーキングスペースもあり、インターネット環境も充実しているので、本当に仕事のしやすい町でした。知っている人がいるわけではないので、私の目的だった「仕事に没頭する」ということも、しっかりと果たすことができました。
タイで過ごした半年間についてお話しいただけますか。
タイではチェンマイだけでなく、バンコク、パタヤと3つの都市で生活をしてみました。チェンマイはもともとの目的で、バンコクはタイの首都ですし、コスメにも興味があったのでバンコクも1つの滞在先としました。パタヤは「リゾートワーク」というリゾートに住んで仕事をするということを体験してみたかったため、パタヤにも滞在をしてみたいと思い最後の滞在先に選びました。
チェンマイはお洒落なカフェからインスピレーションをもらい、お寺に行っては、お経なんかを聞いては、疲れた心を癒してもらっていました。日本での人間関係と仕事に疲れての滞在だったので、最初にチェンマイを選んだのは大正解かもしれません。ちょうど、ランタン祭りというお祭りの時期にも重なり、日本では見ることのできないようなキレイなお祭りに参加させてもらうこともできました。
バンコクはやはり首都で、目的のコスメだけでなく、欲しいと思うものは何でも手にはいる便利さがありました。パタヤは東南アジアを代表するビーチリゾートということで外国人も多くにぎやかな町でした。
あと意外だったのが、日本で食べるタイ料理より、タイで食べるタイ料理の方が食べやすかったんです。タイにいる雰囲気もあるのかもしれませんが、パクチーなどの香草系があまり得意ではなかったのです。ただ、タイで食べるタイ料理はそんなに臭みもなく、屋台などでも楽しんで食事をすることができました。
半年間どのようなところに滞在されていたのでしょうか。
滞在先は3つの都市それぞれで、Airbnbを使って滞在先を探しました。だいたい1か月単位で借りていたのですが、チェンマイは本当に安くて助かりました。1か月で約4万円、広いお部屋ではないですが、ちゃんとしたコンドミニアムの1室です。
バンコクとパタヤではもう少し高かったですが、バンコクが約7万円、パタヤが12万円ぐらいのところをお借りして住んでいました。
結果、タイに移住することを決められたとのことですが、タイのどんな魅力にひかれたのでしょうか。
やっぱり一番は物価が安いこと。日本と比べて同じ金額で楽しめることが多いのが魅力です。レストランやルーフトップバー、飛行機のってビーチリゾートへ!と何をとっても、日本で同じことを楽しむのに比べて安くできちゃうんです。日本でそんなマンションに絶対に住むことはできないと思うのですが、タイのコンドミニアムにはプールもフィットネスジムもついているんです。
あとは、個人的な趣味にはなりますが、お洒落なJazz Barが多く、昔住んでいた南米の雰囲気を思い出すので、チェンマイでもバンコクでもお気に入りで良く行っていました。
タイで見つけられたお仕事はどんなお仕事になのでしょうか。
現在のキャリアを活かすことができる仕事が運よくみつけることができました。インターネットでの広告宣伝をお手伝いするシンガポールの広告代理店になります。現在の仕事よりは任される幅も広くなりそうですが、今までの経験を活かして頑張っていける仕事だと思っています。お給料は10万バーツぐらい、現在も個人で受託している仕事もあるので、移住後の月の収入は50万円ぐらいになるかなと思っています。
最後に一言お願いいたします。
いまは日本でビザの発給を待っているのですが、早くビザがおりないか、早くコロナが落ち着かないかと、早くタイに戻りたくて仕方ない気持ちです。ただ、日本から新しく駐在する予定だった方も8000人ぐらい入国できずに待っているといった話も聞いているので、まだ時間がかかるかもしれません。