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タイへの移住は満足していますか?実際に移住した方々に話を聞いてみた

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テレビやSNSなどの影響で、ここ数年で一気に注目度を増した海外移住。
中でも、一年中温暖な気候で物価も安く住みやすいタイは、日本人が移住したい国ランキングの上位にも挙がる注目の国です。
タイへの移住に興味のある方は多いでしょうが、そこから行動に移すとなると、生活の事や仕事のこともそうですが、いくら日本人が多いからと言っても自分に合うかどうかは別ですし、不安が多い事でしょう。
そこで今回は実際にタイに移住した2人の日本人にお話を伺ってみました。

 

タイが大好き!念願のタイ移住を果たした今

1人目は30代女性のAさんです。彼女は在住歴は3年程で、日系企業の現地採用スタッフとして働いています。
アクティブでハツラツとした印象のAさんは移住前から何度もタイへ足を運んでいた生粋のタイ好きで、いつかは移住したいと常々考えていたようです。
なぜこのタイミングでの移住を決めたのか、Aさんに伺ってみました。

―移住のきっかけは何ですか?

タイが大好きで、毎年長期休暇の度に訪れては、色々な場所を巡っていました。
「いつかは住みたい」というのはずっと考えてはいたんですが、現実味の無い夢というか、あまり真剣には考えていなかったんですよね。
ある日友人とふざけながら「何歳までに結婚して、子供は何人ほしいか」という話になった時に、このまま今の恋人と結婚して子供が生まれて家庭を持ったら、私がタイに住めるのはいつなんだろう?とふと思ってしまいまして…。
じゃあ今行くしかないだろうと思って、仕事を辞めて、恋人とも別れて、移住しました。笑

―タイが大好きでとのことですが、移住したいと思った魅力は何ですか?

タイ 料理

あまり崇高な魅力を語ることが出来なくて申し訳ないのですが、私にとっての魅力は美味しいタイ料理と可愛いタイの雑貨、そしてビールが安い事です。
日本のタイ料理って高いじゃないですか?タイに住んだら一食あたり200円くらいで美味しいタイ料理が食べられるなと思ったのが漠然と住みたいと思ったきっかけですかね。食い意地が張ってますよね。笑
その何年か後にたまたま友人の知り合いがタイで働いているという話から「現地採用」という方法でタイで働けることを知り、その後のタイ旅行では観光地を巡るというよりは、「住むように滞在する」をテーマに、自分が住めるかどうか実験していました。
魅力は先ほど話した料理や好きなものがたくさんあること、そして物価が安い事なのですが、「私でも住める」と思ったのは、やはりバンコクが発展していて日常生活に困らなさそうという点が大きかったです。

―全てを捨てて移住する事に抵抗はありましたか?また、滞在期間は決めていますか?

全く抵抗が無かったと言えば嘘になりますが、自分の性格上、一度決めてしまうと目標達成まで突っ走ってしまうので、あまり不安とか怖さはありませんでした。
もっといろいろと上手くできる方なら、日本での仕事と似たジャンルの職場をタイで探すとか、恋人とも遠距離恋愛をするなど、「捨てない」選択肢があったと思うのですが、私には無かったですね。全部勢いです。笑
あと、滞在期間は設けていません。来た当初は1年くらいで満足するだろうと思っていましたが、今のところ日本に帰る理由もないので、タイで頑張ろうと思っています。将来的にはタイと日本と半々くらいの割合で生活したいなとざっくり想像を膨らませています。

―タイに移住して後悔している事はありますか?

タイに住まなきゃ良かったと思ったことは一度もありません。もともと大好きな国なので。
でも、もっと快適な移住ライフを送るためには日本で出来た事が色々あったなあと、その辺りは後悔ですかね。
例えば英語やタイ語の勉強は日本にいるうちにもっとやっておけばよかったとか、就職に関しても、タイに子会社のある企業へ就職していたら頑張り次第で駐在員として来るチャンスがあったのにとか。

―移住を検討している方にアドバイスはありますか?

バンコクの中心でも英語が話せない方も多いので、十分な準備期間があるならタイ語を少し勉強してから来た方が安心できると思いますよ!
タイ移住を考えているなら、「観光地じゃないタイ」を体感しに訪れた方が良いと思います。物価や環境面において、観光地とそれ以外だと雰囲気も変わるので。

 

きっかけは駐在員としての赴任。まさか自分がタイに移住するなんて

2人目は40代の男性Tさんです。タイ移住歴はトータルで8年と、なかなかのベテランであるTさんですが、もともとは駐在員としてタイに赴任したのだそうです。
そんな彼は現在タイで自身の会社を経営しています。
なぜタイで起業したのか?まずはきっかけから伺ってみました。

―移のきっかけは何ですか?住

きっかけは30代前半で突然言い渡されたタイ法人への出向の辞令でした。それまで海外はハワイとグアムしか行った事が無かったので、自分が海外駐在を言い渡される日が来るなんて夢にも思っていませんでした。
任期は3年間、とにかくこの期間を耐え抜けば日本に戻してもらえる。今となっては凄く失礼な話ですが当時はそう思っていました。
しかし、任期が近づくにつれて、このまま日本に戻ってまた同じ毎日を繰り返すのか?と疑問を抱くようになりました。それと同時にもっとタイを含めた東南アジアで仕事がしたいと強く思うようになっていました。

―それで、帰任のタイミングで退職されたんですか?

いえ、実際はこの気持ちを抱いたまま帰任しました。家族もいたので、自分の気持ちだけで突っ走る事はできなかったので。
帰任してからしばらくして、妻に当時の自分の考えを打ち明ける事ができました。子供もまだ小さかったので反対されるだろうと思っていたのですが、やりたいようにやればいいと背中を押してもらいました。
そこからは起業に向けて動き、今は小さな会社ですが何とか運営できています。

―赴任するまでは全く関わりのなかったタイに移住してみて気づいた魅力とは何ですか?

タイ人 性格

この国の魅力は「人」です。
人の何が魅力かと言うと、「優しく面倒見が良いところ」と「良くも悪くも適当なところ」です。
個人差はありますし中には悪い人もいますが、タイの人々は優しくて面倒見の良い人が多いです。
もともとタンブン(タイ語で「善行を行う・徳を積む」といった意味です。))の文化が根付いている国ですので、困っている人を手助けする事に躊躇が無く、おもてなしの精神も強いです。
また、タイの人々は時間にルーズで遅刻や欠勤が多いですし、コンビニやレストランなどの接客態度も酷いものです。そのあたりの適当さは慣れないうちは本当に腹立たしいのですが、それって日本の常識を押し付けてるだけなんですよね。タイの常識に自分がフィットしていく事で、もっと肩の力を抜いて働けばいいのだと気づくことができました。
今はもうすっかり慣れてしまいましたが、駐在員として赴任してすぐのころは、この「優しさ」と「適当さ」に何度も救われました。
まあでも未だに遅刻や大事な商談の日の欠勤など、責任感の無い行動をされたらイラっとはしてしまいますけどね。笑

―移住を検討している方にアドバイスはありますか?

リタイアメントビザなどを使って移住を検討している方にはとても良い国だと思いますよ
タイの人はちょっと日本では考えられないレベルの適当な部分があって、最初は腹立たしい事も良くありましたが総じて優しく面倒見がいいです。仕事をしないなら心穏やかに生活できるでしょう。
田舎暮らしを想像してタイ移住を検討されているなら、バンコクよりもチェンマイやプーケットの方がおすすめです。
ビジネス目的での移住においては周辺国も視野に入れて検討する必要があるかと思います。

 

まとめ

今回はタイの移住に関して、2名の方のお話を伺ってみました。
全く違うタイプのお2人でしたが、お2人ともすごく活き活きとご自身のご経験や思いをお話してくれたような印象でした。
移住の満足度は人それぞれ異なるかと思いますが、長く住むにはそれだけ自身のメリットとなる事があるということなのでしょう。
今回の2名の意見が全てではありませんが、移住を検討されている方は意見の一つとして参考にしてみてください。