タイでコンドミニアム購入するとビザ取得ができる!?
タイでコンドミニアムを取得すると、ビザが自動的に取得できるプログラムを政府が検討しているとのニュースがありましたので、ご紹介させて頂きます。
タイのコンドミニアム購入でビザ取得
経済状況管理センター(CESA)は、800万バーツ以上のコンドミニアムを購入する外国人にスマートビザを発給する案を発表した。
現地紙Thansettakijによると、不動産投資に関するタイランドエリートビザを改善するため、2つの改定案が提示されたと発表されている。
実施前に複数の部門に承認を得る必要があるため、決定までには時間を要するとのことだ。
そうは言っても、プラユット・チャンオチャ首相の事務所直属の国家経済社会開発庁は迅速な対応が求められている。
不動産投資家にとって、ビザ申請手続きの透明性は非常に重要である。
現在のタイのコンドミニアム投資ビザは、1,000万バーツの新しいコンドミニアムを購入したは、毎年更新のビザを取得できる。
しかし、2014年の開始以来、この制度は情報不足により、様々な問題に悩まされてきた。
不動産購入者はこのビザの申請場所や方法について良く分かっておらず、また入国管理局はこの要請の概要を把握していない。
さらに、このプログラムはあまり宣伝されておらず、多くの不動産購入者はこのオプションの存在に気づいていない。
新しいコンドミニアム投資ビザは、現行の投資ビザとどう違うのか。
価格基準を1,000万バーツから800万バーツに引き下げること以外に、新しいタイのコンドミニアム投資ビザは既存のものとどう違うのか、まだ分かっていない。
それどころか、既存のものより魅力に欠けるかもしれない。
なぜなら、1,000万バーツの投資ビザはコンドミニアムに限定されていないからだ。
海外の投資家は、下記の3つの資産クラスに投資が出来る。
・新開発のコンドミニアムユニット
・タイ政府債務もしくは国債
・タイの銀行口座への定期預金
タイは迅速な海外投資の導入に向けて取り組んでいるため、新たに充実したビザ投資制度を開始する必要性はそれほどないのである。
タイの投資委員会にとっては、既存の政府承認ビザプログラムの所有権を取得する方がより堅実である。
そこから、ビザシステムの仕組みを整備して、透明性をもって申請手順を公開することが出来るかもしれない。
ただ不動産投資を促すことが目的であるならば、タイ投資委員会は価格基準を調整することが出来るのである。
タイが新しいコンドミニアム投資ビザを発給するか、既存のビザを改善するかに関わらず、国がこれを正しく行うかどうかが重要なのである。
現在、海外バイヤーによるビザ付き不動産の購入需要が高まっている。
コンドミニアム投資ビザは国に大きな利益をもたらし、タイの経済回復への足掛かりになるかもしれない。
まとめ
こちらのニュースは以下の記事を参照してご紹介しております。
https://www.thailand-property.com/blog/thailand-proposes-new-visa-condo-purchases#:~:text=The%20Center%20for%20Economic%20Situation,to%20receive%20a%20Smart%20Visa.
バンコク中心部のコンドミニアムとなると、1㎡あたり20万~30万バーツの物件が標準的なため、40㎡程度の1bedルームを購入すると、800万バーツという条件を満たすことになります。
現行の投資ビザとの大きな差が見出すことができない場合には、なかなか一般的にはなることはない制度かもしれません。