【タイ】銀行でのプレミアムステータス
本日はタイの銀行でのプレミアムステータスについてお話ししたいと思います。
日本の銀行ではあまり馴染みはないかもしれませんが、海外の銀行ではプレミアムステータスという、お金持ちのお客様専用のステータスを用意し、サービスを区別しているところが多いです。タイも例外ではなく、大手の銀行では各行プレミアムステータスを用意しています。プレミアムステータスをもっていると便利なことがいっぱい。今回はどのような特典がついてくるのか見ていきたいと思います。
タイの銀行のプレミアムステータスのメリット
各個別の銀行のプレミアムステータスについては、1つずつ紹介していきたいと思いますが、まずは概要ということで、タイの銀行でプレミアムステータスをもらうと、どのような良いことがあるのか、ざっと見ていきたいと思います。
待合室が違う
すべての支店に備えられているわけではないですが、各行プレミアムステータス用の待合室を用意しています。特に銀行のサービスを使う場合ではなくともラウンジとして使わせてくれる銀行もあります。
待ち時間が短い
プレミアムステータスの待合室では、ステータスをもったお客様だけを相手にする担当がてきぱきと用件に対応してくれます。特別な待合室がない場合には、普通のお客さんと一緒に並ぶのですが、プレミアムステータス専用の番号札をとると、待っている人すべてを飛び越えて呼ばれたりします。ちょっと他のお客さんに申し訳ない気もしながら、番号札から直接カウンターに進むことができます。
駐車場が違う
銀行の支店に車でいくと、プレミアムステータス専用の駐車スペースが用意されています。他がいっぱいでもそのスペースだけはカードホルダーのために空けてあるので、スムーズに車を停めることができるのがメリットです。また、ショッピングモールの駐車場にも各銀行のプレミアムステータス専用の駐車場が設定されていたりします。くるくる立体駐車場をまわりながら上層階で空いているところを探す必要がないので、車で買い物にいったときは便利です。
コールセンターが違う
タイの銀行で口座のこと、クレジットカードのことで困った時、コールセンターに電話するのは一苦労です。タイ人のスタッフにお願いしてかけてもらうこともありますが、下手なタイ語でかけてもなかなか用件が伝わらずということも往々にしてあります。プレミアムステータスをもっていると専用の電話番号が設定されており、英語や日本語が流暢なスタッフにすぐにつないでくれたりします。
無料のロードサービス
年2回ほど無料のロードサービスがついているところが多いです。日本でいうJAFのサービスですね。私もこれに何度助けられたことかわかりません。深夜12時にバンコクの中心スクンビット通りで車が止まってしまったとき、多く車にクラッションを鳴らされながら、電話したことを良く覚えています。
フィットネスジムの割引や無料特典
バンコク市内高級ホテルに付随するフィットネスジムを割引料金や無料で使うことができるサービスがついていることが多いです。バンコクでセレブなフィットネスジムに通いたい方にはお勧めかもしれません。
特別な金融サービス
両替のレートが特別なレートが適用されたり、定期預金の金利があがったりといった具体的なメリットがある銀行もありますし、投資のアドバイスができる専用の担当がついてくれたりします。ただ、タイ語で投資の案内をして頂いても、なかなか利用しきれないかもしれません。
映画館、コーヒーショップ、レストランと提携店ではスペシャルディスカウント
広告がタイ語で届くので、どのお店が割引になるか把握するのが難しいとのですが、映画館やや、コーヒーショップ、レストランで、プレミアムステータスのカードのマークがついていることを見かけることも多いです。そんなマークを見つけたときに「ロットダイマイ?」(タイ語で安くなる?)と聞くと、割引価格で購入ができたりします。
カシコン銀行のプレミアムステータスのWisdomについてはこちらで詳しく解説しております。
気になるプレミアムステータスの取得方法
各行それぞれの基準がありますが、多くの銀行は一定金額の預金を6か月以上収めることを条件としているところが多いです。金額は一番少ない銀行でも300万バーツ(約1000万円)、一番多い銀行では1000万バーツ(約3500万円)と、それなりの預金を積む必要があります。その他、保険や投資の一定金額以上の購入や、エリートビザというビザを取得しての開設などの方法もあります。
取得するには1000万円超の預金が必要なプレミアムステータスですが、タイ、特にバンコクで住む場合には1枚持っていると、生活が非常に便利になります!
ご興味がある方は、口座開設からお手伝いさせて頂くことができますので、お問い合わせよりご連絡ちょうだいできればと思います。