日帰り可 バンコク近郊のおすすめビーチ3選
南国と言えば美しい海！タイにもビーチリゾートはたくさんあり、有名な所で言えばプーケットやサムイ島などが挙げられます。
しかしバンコク都内にはビーチと呼べる場所が無く、先ほど例に挙げたプーケットやサムイ島も飛行機で1.5時間程度の所要時間がかかり、気軽に行くには少しエネルギーのいる距離ではないかと思います。
もちろんバンコク近郊には日帰りで行けるビーチリゾートもいくつかあり、中でも有名なのはパタヤビーチです。しかし、バンコク近郊にはガイドブックにはあまり載っていない美しいビーチが他にもたくさんあります。
そこで今回は日帰りでも訪れる事ができるバンコク近郊のビーチをご紹介します。
パタヤビーチ
まずは定番のパタヤビーチからご紹介します。
パタヤビーチはバンコクから車で2時間程のチョンブリ県にあるビーチで、周辺のビーチリゾートの中では最も発展していて観光客の多いビーチです。
ヒルトンをはじめとする高級ホテルや、デパートや商業施設もいくつかあり、観光地として整備されている為、老若男女問わず過ごしやすいビーチリゾートと言えるでしょう。
ウィーキングストリートという通りではパブやバーが軒を連ねており、タイ屈指のナイトスポットとしても有名です。
1泊してラン島へも足を伸ばして
パタヤだけなら日帰りでも十分楽しめますが、パタヤ周辺でさらに美しい海を堪能するなら近くにある島「ラン島」へ足を伸ばす事をおすすめします。
パタヤよりも人が少なく海も綺麗なので、昼はラン島でマリンアクティビティーを満喫し、夜はパタヤのホテル周辺のバーやレストランで食事を楽しむといったプランがおすすめです。
パタヤビーチへの行き方
パタヤビーチへの行き方は大まかに3種類あります。
- 長距離バス・ロットゥー
- 鉄道
- タクシー・Grab
それぞれの方法について詳しくご紹介していきますね。
長距離バス・ロットゥー
バンコク発パタヤ行きの長距離バスは、BTSエカマイ駅近くのバンコク東バスターミナル発着となります。
運賃は普通の観光バスサイズの長距離バスが約120バーツ、ロットゥーが110バーツとさほど変わりません。
ロットゥーはスピードを出しすぎるケースがある事、そして人数が揃わないと出発しない場合があるので、旅の安全面と効率的なスケジューリングを考えると普通のバスに乗るのが無難でしょう。
バスは5:00～23:00の間で30～40分間隔で運行していて、所要時間は約2時間です。
鉄道
バンコク発パタヤ行きの鉄道はファランポーン駅から1日1便のみ運行しています。
運賃は40バーツ未満で、所要時間は約3時間40分。
本数が少ない点や、車と比べて圧倒的に時間がかかる点などを考えると鉄道で行くメリットは運賃が安いことぐらいです。
公共交通機関を利用する場合は長距離バス1択といえるでしょう。
タクシー・Grab
バンコクからパタヤ行く場合、タクシーやGrabを活用する人も結構多いです。
タイのタクシーはメーター式ですが、長距離の場合は価格交渉となることが多いです。
相場としては大体1,500～2,000バーツ程が妥当でしょう。
他の交通機関に比べると割高ですが、ホテルまでピンポイントで送迎してもらえる点や、周りを気にすることなく仲間同士で気兼ねなく移動が出来る事を考えるとそこまで高い金額でもないでしょう。
サメット島
サメット島は前述のパタヤよりも更に南のラヨーン県に浮かぶ小さな島です。
バンコクからは車とフェリーを乗り継いで3時間半程度と、日帰りするには少し大変な距離ですが、島内にいくつものビーチがあり、島の南の方へ行けば人が少なくプライベート感があるのでのんびりくつろぐことができます。
バンコク在住の日本人にも人気の島で、「バンコクから行ける秘境」とも呼ばれている美しいビーチが有名です。
ビーチサイドで毎晩開催される大迫力のファイヤーダンスは一見の価値ありです。
バンコクからの距離を考えると、日帰りもできなくはないですが、1泊程度の予定で訪れるのが良いかもしれません。
サメット島ではシュノーケリングに挑戦したい
美しい海が魅力のサメット島ではシュノーケリングなどのマリンアクティビティに挑戦するのがおすすめです。
島内のツアー会社ではサメット島のいくつかのビーチを半日ないしは1日で巡るビーチホッピングツアーを行っているところがあり、そのようなツアーに参加して、ビーチごとのおすすめエリアでのシュノーケリングを満喫するのがいいでしょう。
道具はレンタルできるので、持ち物は水着だけでOKです！
サメット島への行き方
サメット島への行き方は、以下の2つがあります。
- 長距離バス
- タクシー・Grab
どちらの方法を活用した場合でも最寄りの港であるBan Phe港からはフェリーに乗る必要があります。
長距離バス
バンコク発サメット島（Ban Phe港）行きのバスは、BTSエカマイ駅近くのバンコク東バスターミナルから発着しています。
運賃はおよそ150～250バーツで、フェリーのチケットもセット購入する事ができます。
所要時間は約3時間、フェリーを含めて3.5時間といったところです。
朝の7:00～夕方18:30までの間、1～2時間間隔で1日10本程度運行していますが、年末年始や連休シーズンは混みあう事が多いので、旅行時期が決まったら事前にバスターミナルへ行ってチケットを購入しておくことをおすすめします。
タクシー・Grab
バンコクからタクシーで行く場合は2,000～2,500バーツ程度が相場と言えるでしょう。
メリットとしてはバスよりも少しだけ所要時間が短縮できる点です。
しかし、サメット島行きのBan Phe港周辺は流しのタクシーがおらず、Grabも長距離の場合は拒否される可能性が高いので、行きは良くても帰りはあまりおすすめできませんので、前述の長距離バスを利用したほうが無難ではないかと思います。
どうしても長距離バスが嫌な場合は、ツアー会社のタクシーチャーターや運転手付きレンタカーサービスを活用した方が安心です。
バンセンビーチ
チョンブリ県にあるバンセンビーチはバンコクから車で1時間半ほどと最も近いビーチです。
リゾート地としての開発はされていないので、外国人観光客よりも地元タイ人の日帰り海水浴場のようなイメージがあります。
ここ最近はタイの若者人気が急上昇しており、フォトジェニックな撮影スポットがビーチサイドにできたり、コテージ風のプール付き一軒家ホテルがあったり、オーシャンビューの可愛らしいカフェができたりと流行に敏感な若者向けのホットなフォトスポットへと変化しつつある注目のビーチです。
新鮮なシーフードをリーズナブルに楽しめる
そんなバンセンビーチの近くには新鮮なシーフードをリーズナブルに販売する大きなマーケットがあり、その兼ね合いもあり、エビやカニ、カキなどの新鮮なシーフードを提供するレストランがビーチサイドにはズラッと並んでいます。
味も価格もバンコクのシーフードレストランとは比べ物にならない位良くて、中にはシーフードを食べる為だけにバンセンまで訪れるという通な方もいる程です。
バンセンビーチへの行き方
バンセンビーチへの行き方は以下の2種類です。
- 長距離バス
- タクシー・Grab
長距離バス
バンコク発バンセンビーチ行きのバスはBTSエカマイ駅近くのバンコク東バスターミナルから発着しています。
と言ってもビーチに横付けしてくれるわけでは無いので、バスで行く場合は終着駅のレムトンバンセンからソンテウでビーチまで向かう必要があります。
運賃はバスとソンテウ合わせて110バーツ、所要時間は約1時間半です。
バスは5:00～20:00まで1時間間隔で運行しているので、早朝に訪れて夕方頃にバンコクへ戻る事も可能です。
タクシー・Grab
タクシーやGrabを利用する場合は、片道1,500バーツ前後が相場と言えるでしょう。
バス→ソンテウの乗り換えのように面倒なことがなく、所要時間もバスで行くよりははやいので価格相応の価値はあるかと思います。
ただし、バンセン周辺は流しのタクシーがいないので帰りにどうするかは考えておく必要があります。
ビーチ周辺には地獄寺やサル山（Khao Sam Muk）など海以外の見どころも色々あるので、1日3,000バーツくらいで交渉して名所を回って帰りはバンコクまで送り届けてもらうのも良いのではないかと思います。
まとめ
今回はバンコク近郊のおすすめビーチを3か所ご紹介しました。
今回ご紹介したビーチはどれも日帰りか、のんびり1泊くらいでも十分楽しめる場所ばかりなので、思い立った時にフラッと訪れることが出来るのがポイントです。
週末に気軽に行けるビーチリゾートで、あなたのバンコクライフはより彩り豊かなものになることでしょう。
