高速で願いが叶う?バンコク近郊の注目観光スポット「ピンクのガネーシャ」|行き方・見どころ徹底ガイド
バンコク近郊には素敵な観光スポットがたくさんありますが中でもここ数年で特に注目されるようになった観光スポットの一つに「ピンクのガネーシャ」があります。
大きなピンク色をしたガネーシャが写真映えするという事で、SNSを中心に人気が広まったこの観光地ですが、実は願い事を通常の3倍速で叶えてくれるという非常にご利益のある神様なのです。
今回はそんなピンクのガネーシャが祀られている「ワットサマン」というお寺の行き方や見どころを詳しくご紹介していきます。
ピンクのガネーシャ(ワットサマン)ってどんなところ?
ピンクのガネーシャが祀られているワットサマンはバンコクの東側、チャチュンサオ県にあるお寺です。
正式名称は「ワットサマン・ラッタナーラーム」といい、100年以上前に建てられたという歴史があります。
元々は地元の方が参拝に訪れるごく一般的な寺院だったワットサマンですが、2011年にプミポン前国王(ラーマ9世)の83歳のお誕生日を記念して造られたピンクのガネーシャ像が話題を集めたことをきっかけに、タイ屈指のパワースポットとして一躍有名になりました。
もともとガネーシャ神は商売繁盛や無病息災というご利益のある神様でバンコクでも様々な場所に祀られているのですが、ワットサマンのピンクのガネーシャは通常の3倍速で願いを叶えてくれるとの事。
そのご利益を求めて、タイ国内からも多くの方が参拝に訪れるのだとか。
ピンクガネーシャ ピンクのガネーシャ(ワットサマン)の行き方
ピンクのガネーシャ(ワットサマン)への行き方は、以下の3種類です。
- ロットゥー(ミニバス)+ソンテウ
- タクシーまたはGrab
- 現地ツアー
それぞれの行き方について詳しくご説明しますね!
ロットゥー(ミニバス)+ソンテウ
ロットゥーを使って訪れる場合は、BTSエカマイ駅前のバンコク東バスターミナルを利用します。
チャチュンサオバスターミナル行きのチケット売り場には「ピンクのガネーシャ」と日本語で書いてあるので、間違える事はないでしょう。
運賃は99バーツで所要時間は約1時間半、バスターミナルに到着したらソンテウに乗り換えます。
ソンテウの乗り場はバスターミナル内にあり、こちらもガネーシャの写真が描かれた大きな看板が掲げてあるので非常にわかりやすいです。
ソンテウの運賃は30バーツで、所要時間は約30分となります。
ロットゥーもソンテウも、乗客が満員にならないと出発しないので、出発までの待ち時間がかなりかかる場合があります。
移動の際は時間に余裕を持って行動する事を心がけましょう。
タクシーまたはGrab
タクシーやGrabで行く場合はバンコク中心部から片道1,000バーツ前後で、所要時間は約1時間半となります。
ロットゥーで行くよりも運賃はかかりますが、待ち時間等のストレスが無い分快適です。
但し、寺院の周辺は流しのタクシーがおらずGrabもつかまりにくい可能性の高いエリアですので、行きのタクシーと交渉して帰りまで待っていてもらうのがベスト。
交渉する場合は待ち時間やガソリン代を考慮して、2,500バーツ位の価格を提示するのが良いでしょう。
現地ツアー
待ち時間や交渉など、小さなストレスを抱えずに行けるのが現地ツアーの良い所。
人気は百年市場などの周辺観光地を一緒に巡る半日ツアーで、日本語ガイド付きで価格は2,000バーツ前後と良心的です。
他にもワットサマンまでの送迎のみのプランなどもありバリエーションが豊かなのは、人気の観光地ならではです。
ピンクのガネーシャ(ワットサマン)の見どころ
ピンクのガネーシャのあるワットサマンの見どころは、もちろんピンクのガネーシャです。
幅16m、高さ22mもある巨大なピンクのガネーシャ像は、5階建てのビルに相当する大きさなのだとか!
巨大なガネーシャ像の周りを囲むように配置されているネズミの像はガネーシャ神の使いで、願い事を伝えるための重大の役割を担っています。
ガネーシャへの参拝方法は少し特殊ですので、以下で手順を説明します。行く前にしっかりチェックしておきましょう。
ピンクのガネーシャの参拝方法は以下の通り。
- 自分の生まれた曜日のネズミを見つける。
- ネズミの前で靴を脱ぎ、踏み台にのぼる。
- ネズミに耳打ちするように願い事を伝える。その際耳打ちしている反対側の耳を塞ぐ。
- 願い事を伝え終わったら自分の住所と名前を伝え、参拝のお礼を伝える。
自分の生まれた曜日や、それに紐づく色や方角はタイではとても重要なものとされており、占いでもよく使われます。
「生まれた曜日」で検索すると自動計算のサイトがたくさん出てくるので、参拝前に調べておきましょう。
参考サイト:http://whatday.net/
上記の手順で伝えた願い事は、ネズミが責任をもってガネーシャに伝えてくれるのでご安心ください。
時間があれば周辺スポットも要チェック
ピンクのガネーシャの周辺にはその他にも色々な神様の像や、タンブンの一環でナマズを放したり、動物にエサをあげられるスポットなどがあります。
また、人気アニメの置物など、なぜこんなところにこんなものが…?といったちょっと面白いオブジェも色々とあるので、時間の許す限り周辺を散策してみてください。
ピンクのガネーシャ(ワットサマン)参拝時の注意点
ピンクのガネーシャ(ワットサマン)は地元の方々も参拝にくるお寺ですので、服装に気を付けましょう。
タイのお寺でNGの服装は以下の通りです。
- 袖の無いトップス(キャミソール・タンクトップなど)
- 膝が見える丈のボトムス(ショートパンツ・ミニスカート)
- 体のラインがわかりやすい服(スキニーパンツ・レギンスなど)
- ダメージジーンズ(裾のフリンジは大丈夫)
服装チェックは無く、観光客は結構自由な服装で参拝しているので、うっかり忘れていたとしても慌てる必要はありません。
しかし地元タイの方々の大切にする仏教への敬意を忘れず、最低限のマナーは知っておいて損はありません。
ピンクのガネーシャ(ワットサマン)の基本情報
- 住所:Thanon O Bo To Chachoengsao 2012, Kon Kaeo, Mueang Chachoengsao District, Chachoengsao 24000, Thailand
- 営業時間:8:00~20:00
- 休館日:不定休
- 入場料:無料
まとめ
今回はタイ屈指のパワースポットであるピンクのガネーシャ(ワットサマン)をご紹介しました。
口コミサイトやまとめサイトを見ていると、「本当に願いが叶った!」という声を目にします。筆者自身もこちらへ参拝した約3か月後に願いが叶ったという経験はありますが、こちらのご利益なのか自分の努力の成果なのかは捉え方次第かなと思います。
しかしご利益はどうあれ、迫力満点のピンクのガネーシャ像は一度見ていて損の無い素晴らしさです。半日もあれば行って帰って来られるので、週末にフラッと出かけるもよし、大事なビジネスの前のゲン担ぎに訪れるもよし、そんなスポットと言えるでしょう。
もしお願い事を叶えて貰えたら、お礼参りも忘れずに行いましょうね。