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メークロンマーケット

バンコク近郊の観光地「メークロン市場」日本で味わえないスリルと迫力を体感!|行き方・見どころ徹底ガイド

バンコク近郊の観光地と言えば、お寺や水上マーケットが有名ですが、何度もバンコクを訪れている方やバンコクに住んでいる方の観光地として人気なのが「メークロン市場」です。
市場というカテゴリの観光スポットはバンコクに数多くあり、正直どこも似たり寄ったりな印象。わざわざ郊外の市場へ行ったって売っている物も雰囲気も大して変わらないのでは?と考える人も多いでしょう。
しかしここ「メークロン市場」は通常の市場とは違うちょっとしたスリルを味わえる市場なのです!
今回はそんな「メークロン市場」について詳しくご紹介していきます。

 

スリルと迫力! 「メークロン市場」ってどんなところ?

メークロンマーケット 電車_R

メークロン市場はバンコクの郊外サムーットソンクラーム県にある生鮮食品等を売る市場です。
お店とお店の間を鉄道が通り抜ける様子がテレビなどで取り上げられたことがきっかけで、一躍有名になった観光スポットです。
鉄道が走行する際に線路ギリギリまで広げられたテントを手際良くたたんでいく姿が特徴的で、その様子から別名「タラート・ロム・フープ(傘を閉じる市場)」や「折りたたみ市場」とも呼ばれています。

こちらのYoutubeでは、市場の様子と、電車がとおるときの様子も見ることができるので、興味のある方はみてみてください。売っている品物の上を電車の車体が通り過ぎていく様子もみることができます。

メークロン市場の行き方

メークロン市場への行き方は、以下の4種類です。

  • 鉄道
  • ロットゥー(ミニバス)
  • タクシーまたはGrab
  • 現地ツアー

それぞれの行き方について詳しくご説明しますね!

鉄道

鉄道で訪れる際は以下の手順で乗り継ぎをします。

  1. BTSウォンウェンヤイ駅まで行き、国鉄ウォンウェンヤイ駅まで歩く
  2. 国鉄ウォンウェンヤイ駅からマハチャイ行きの鉄道に乗り、終点マハチャイ駅下車
  3. 国鉄メークロン線のバーレーン駅まで渡し船+徒歩
  4. バーレーン駅から鉄道に乗り、終点のメークロン駅へ

所要時間は約2時間半と、かなり時間がかかりますが、メークロン駅へ向かう鉄道の中から市場を眺める事が出来るので、不便ながらも人気の方法です。
メークロン線乗車の際は窓際の席の確保が必須です!

ロットゥー(ミニバス)+ソンテウ

ロットゥーで訪れる場合は、モーチットミニバスステーションまたは旧南バスターミナルからメークロン行きのロットゥーに乗ることが出来ます。
運賃はモーチットが100バーツで旧南バスターミナルが60バーツです。
鉄道に比べて一日の本数が多く乗り換えなどのわずらわしさも無いので、ローカルの交通機関をあまり使った事の無い方はこちらの方が、ストレスが少ないのではないかと思います。
所要時間も約1時間半と鉄道より短いです。

タクシーまたはGrab

タクシーやGrabで行く場合はバンコク中心部から片道1,000バーツ前後で、所要時間は約1時間半となります。
ロットゥーで行くよりも運賃はかかりますが、待ち時間等のストレスが無い分快適です。
但し、市場の周辺は流しのタクシーがおらずGrabもつかまりにくい可能性の高いエリアですので、行きのタクシーと交渉して帰りまで待っていてもらうのがベスト。
交渉する場合は待ち時間やガソリン代を考慮して、2,500バーツ位の価格を提示するのが良いでしょう。

現地ツアー

待ち時間や交渉など、小さなストレスを抱えずに行けるのが現地ツアーの良い所。
人気は水上マーケットやアユタヤ観光とセットになったツアーで、日本語ガイド付きで価格は2,000バーツ前後と良心的です。
観光にあまり時間が取れず、1日で色々巡りたい方はツアーの利用がおすすめです。

 

メークロン市場の見どころ

メークロン市場の見どころはもちろん市場の屋根が折りたたまれる様子です!
列車が通る合図が鳴り響くと、周辺のお店が慣れた様子で軒先の商品をしまい、屋根を折りたたんでいきます。
それと共に観光客を安全な場所へ誘導していき、全てが流れるような速さで行われます。
車両が通る際は最徐行で安全に通り抜けるのですが、気を抜くと接触してしまいそうな程の至近距離で、本当にスリル満点です!

列車に乗りながら市場にいる人々の様子を眺めるのも面白く、列車の中と外で手を振りあう様子もまるでテーマパークを訪れたかのような高揚感や一体感があります。
メークロン市場自体は地元の方向けのお肉やお野菜などを多く取り扱う市場ですので、これと言ってお土産に購入できるものはないのですが、アイスキャンディーやフレッシュジュースを売る屋台があるので、涼を取りながらローカル市場の雰囲気を満喫する事が出来ます。

 

メークロン市場観光の注意点

メークロンマーケット 注意

メークロン市場は観光客の多く訪れる人気スポットではありますが、通る鉄道も周辺の地元の方々が日常的に利用しているものです。}お店の営業や鉄道の運行を妨げるような以下の行為は行わないよう注意しましょう。

  • 走行中の列車を触る
  • 線路に乗り出し写真を撮る
  • お店の人の指示に従わない

周囲の人も鉄道の運転手さんも観光客などに怪我が無いよう安全面に配慮してくれていますが、中には上記のような行動を取る非常識な観光客もいます。
「周りがやっているから」「良い写真が撮りたいから」など自分勝手な理由でルールを破らないよう十分注意しましょう。

メークロンマーケット

メークロン市場の基本情報

  • 住所:Mae Klong Market, Mae Klong, Mueang Samut Songkhram District, Samut Songkhram 75000
  • 営業時間:8:00~19:00
  • 休館日:不定休
  • 入場料:無料

 

まとめ

今回はスリル満点の観光スポット「メークロン市場」をご紹介しました。
「この近さ、日本じゃありえない!」という迫力を実感できる面白観光スポットは、サムーットソンクラーム県の中では最も外国人観光客の訪れるエリアです。
筆者個人の意見としては、行きは時間がかかっても鉄道で行って車窓から市場を眺め、市場を散策しながら外から列車が通る様子を体感した後、帰りは快適にロットゥーで帰るというのが時間的な効率も良いのではないかと思います。
何度かタイ旅行に来た事のある方でも行った事の無い方が多い観光地ですので、タイ通の方を連れて行っても喜んでもらえること間違いなしです!