世界の旅行者が集まるバックパッカーの聖地 バンコク「カオサン通り」|行き方・見どころ徹底ガイド
バンコクの観光スポットの一つに「カオサン通り」というエリアがありますが、タイに興味のある方ならその名を一度は聞いたことがあるかと思います。
しかしお寺や市場とは違い、イマイチ何があるのかわからない上に、中心地から少し行きにくいという事もあり、名前は知っているけれど行ったことは無いという方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなカオサン通りについてご紹介していきます。
カオサン通りってどんなところ?
カオサン通りは別名「バックパッカーの聖地」と呼ばれるバンコクの安宿街です。
一泊100バーツ程度で宿泊可能なゲストハウスが軒を連ねていたことから、世界中のバックパッカーが集まる地となり、特に欧米系の旅行者の姿がよく見られます。
周辺にはゲストハウスだけでなくバンドの生演奏を聴けるレストランや、クラブのような大きな音を鳴らしているバー、マッサージ店やお土産物店などがあり、夜になるにつれ賑わいの増すエリアです。
バンコクの三大寺院であるワットポー・ワットアルン・ワットプラケオとも比較的近いエリアですので、周辺の散策の為にこのエリアに一泊する旅行者も多くいます。
タイにバックパッカーとして旅行に行ったことがある方は、カオサンのホステルに少なくとも一泊はしたことがあるのではないでしょうか。
カオサン通りの行き方
カオサン通り付近は残念ながらBTSやMRTが通っておらず、公共の交通機関を利用する場合は路線バス一択となります。
路線バスを利用する場合は、BTSラチャテ―ウィー駅から183番のバスに乗りましょう。
タクシーやトゥクトゥクを利用する場合はMRTサナームチャイ駅から乗車するのがタクシーも捕まえやすく、渋滞にも巻き込まれにくく効率が良いでしょう。
一体何ができるの?カオサン通りの楽しみ方をご紹介!
カオサン通りでは一体どんな楽しみ方があるのでしょうか。以下で詳しくご紹介していきます。
露店でプチプラ土産を購入
カオサン通りは夜になるとメインストリートいっぱいに露店が出現します。
タイモチーフのTシャツやバッグを売るお店、プチプラのエスニックアクセサリーを売るお店、水着を売るお店までバリエーションは様々で、どのお店もお手頃な価格で商品を提供しています。
中には2週間程度で消えてなくなるヘナタトゥーを入れてくれるお店やドレッドヘアにしてくれるお店など、他のマーケットではお目にかかれないようなちょっと特殊なお店もありますので、機会があればチャレンジしてみたいものです。
お店の価格帯は手ごろなものですが、基本的に外国人価格で少し高めに設定されていますので、値下げ交渉にもトライしてみましょう!
風に吹かれながらのんびりフットマッサージ
カオサン通りには至る所にマッサージ屋があり、価格帯はどこも30分150~250バーツといったところ。
市街地のローカルマッサージ屋さんに比べると少し割高ですが、道沿いの簡易ベッドに寝転び、道行く旅行者を眺めながら受けるマッサージは何とも至福の時間です。
エリア内にはいくつかのマッサージ学校もあり、半日や1日の体験コースは旅行者でも受講可能。
カオサンを訪れた記念に本場のマッサージを習ってみるのも良いかもしれません。
音楽のかかっているお店で異文化コミュニケーション
カオサン通りには一般的なタイ料理を出すお店がたくさんあるのですが、その他に多いのは大きな音をかけているクラブのようなバーです。
クラブに少し抵抗がある方でも、オープンエアのバーなら抵抗なく楽しめるかもしれません。
そのようなお店は大体欧米系の人たちが音楽に合わせて踊っているので、一緒にリズムに乗って異国の人たちと杯を交わすのも旅の醍醐味ではないでしょうか。
カオサン名物の屋台のパッタイにトライ!
屋台料理が苦手ではない方は是非、屋台のパッタイにトライしてみてください。
特別美味しいわけでは無いのですが、安くて量が多いカオサンのパッタイはバックパッカー達に人気の屋台メシです。
その他に揚げ春巻きやロティというタイ風クレープも人気があります。
まとめ
今回はバックパッカーの聖地として知られるカオサン通りをご紹介しました。
つい先日メインストリートが舗装され新しく生まれ変わったカオサン通りは、以前まであった古く雑多なイメージを一新しつつあります。
もともと安宿街だったエリアではありますが、最近では中級クラスの小綺麗なホテルや、フォトジェニックなゲストハウスも出来ていて、中年層や女子旅の拠点としても選ばれるようになっています。
10代の頃に訪れたカオサン通りに戻ってみると、ずいぶんきれいになったな~という感想をもつ30代・40代の方も多いようです。元バックパッカーとしては、少し寂しい気持ちになったりもしますが、より多くの方に楽しんで頂ける観光地にカオサン通りもなったとも言えると思います。
少しずつ変化していくカオサン通りの様子を、是非足を運んで見に行ってみてはいかがでしょうか。