まだあまり知られていない隠れリゾート&絶景の南の島 「タオ島」|行き方・見どころ徹底ガイド
タイのビーチで有名なのはバンコクから近くて行きやすいパタヤビーチ、タイで1番大きな島のプーケットといったところでしょうか。ですがタイにはもっともっとたくさんのビーチや魅力的な島があります。
そんなタイの島リゾートの中でもあまり知られていないタオ島をご紹介させていただきます。
隠れリゾートタオ島ってどんなところ?
タイ南部のタイランド湾に浮かぶ小さな島、それがタオ島です。
同じタイ湾に浮かぶ島、サムイ島はタイで2番目に大きくこのサムイ島からタオ島はさらに北に約60kmいったところにある島で南北に7km東西に3kmほどの小さな島です。
タオ島は一年を通して天気が良く、ベストシーズン(2月から10月)が長いです。なんと年間300日も晴天日があると言われています。きれいなエメラルドグリーンの海を見るなら天気の良さは重要なのでこれもタオ島の人気の理由の一つでしょう。世界中のたくさんの旅行者がタオ島の海のきれいさを高評価しています。
タオ島は旅行サイト、トリップアドバイザーのユーザー投票で決まったアジアで1番きれいな島BEST1位に選ばれたこともある島です。
青い海と白い砂浜ビーチかと思えば、島の反対側には大きな岩がゴロゴロしていてまた違う顔を見せてくれる、それがタオ島です。タイ語では「コ・タオ ( เกาะเต่า )」と呼ばれています。
タオ島の名前の由来は、島の形がカメに似ているからという説と、タオ島やその周辺の島に昔はたくさんのウミガメがいたからタオ島と名付けられた、という二つの説があります。
タオ島への行き方
タオ島はバンコクから約410km離れています。
・飛行機+船
バンコクからタオ島まで最短時間で移動できるのが飛行機と船を利用した移動です。
バンコクのスワンナプーム空港からバンコクエアウェイズ航空でサムイ島まで約1時間のフライト、そしてサムイ島の港から高速船で2時間でタオ島に到着します。
*サムイ島からタオ島へ向かうボートの最終時刻が16時のため、同日中にタオ島へ到着したい方は14時30分頃までにはサムイ島に到着していることが望ましいです。
・電車またはバス+船
時間はかかりますがローカル気分を味わえ旅の気分を盛り上げてくれるのは長距離バスや電車、寝台列車です。長距離バスや寝台列車だと朝タオ島に着くことができるので朝から現地で行動したい人は夜の寝ている間に移動ができるのでオススメです。
電車で行く場合は、ファランポーン国鉄駅からチュンポーン駅まで約8時間から9時間。
港からタオ島までは約2時間で到着します。
長距離バスを利用する場合はバンコクからチュンポーンまで約6時間半。
港からは電車の場合と同じく約2時間で到着します。
ジョイントチケットという電車+船または長距離バス+船がセットになったジョイントチケットを事前に購入しておくと便利でスムーズです。ジョイントチケットのご購入はこちらのチケット購入のサイト、12GO (https://12go.asia/jp/travel/bangkok/koh-tao) 、またはカオサンロードに複数ある旅行会社で手配することができます。
タオ島での過ごし方おすすめ3選
次に自然あふれる隠れリゾートタオ島でのおすすめの過ごし方をご紹介いたします。
ビーチでのんびり過ごしながら極上に綺麗なサンセット鑑賞
タオ島で1番有名なビーチ、サイリービーチ( Sairee Beach )。
このサイリービーチは1.7kmの距離があり、端から端まで歩くと約20分ほどかかります。
このビーチは遠浅で波も流れも穏やかなので子供も安心して遊ぶことができます。
サイリービーチで1番有名なのはなんといってもサンセットです。サンセットだけでも見に行く価値があるという人もいるほどここサイリービーチのサンセットはとてもきれいで時間を忘れてしまうほどです。
夕方になるとビーチにテーブルや椅子、オイルランプなどが用意されます。
波の音を聞きながら海に沈んでいくきれいな夕日を眺めゆっくりと過ごすことができます。
透き通るような海でのダイビング
実はタオ島はダイバーに人気の島でもあります。タオ島の周辺をダイビングスポットで囲まれていて水の透明度は高く、時々ジンベイザメに遭遇できるのでとても大人気です。
タオ島が位置するタイ湾はマレー半島とインドシナ半島に囲まれている閉鎖性の海域のため潮の満ち引き、干満が1日に一回しかないという特殊な環境にあります。 そのため珍しい生物がいるなど独自の生態系を保っています。
透明度が高く運が良ければジンベイザメに会えるタオ島は海に潜るのが好きな人にとってもとても魅力的な島です。
ダイビングのシーズンは1年中できますが、2月から10月が最も適しています。
タオ島にはダイビングショップが多くダイビングスクールもあります。ダイビングをするのが初めての方でもダイビングスクールでオープンウォーターという資格が3日で簡単に取れるのでオススメです。日本人スタッフ常駐のダイビングショップもあり日本語が通じるので安心です。
なんといっても、南国のまったりな雰囲気の中で学べダイビングの資格が取れるのでとてもオススメです。
サンゴがあふれるナンユアン島
ナンユアン島とは周囲3kmほどの小さな島で、タオ島からボートで約15分ほどで着きます。
ここはサイリービーチとはまた違いサンゴを泳ぐ様々な種類のたくさんの魚を見ることができるので人気の島です。
この島と島の間をつなぐ真っ白な砂浜を見下ろす景色がきれいで有名です。この景色が見れる絶景ポイントは小山を登れば見ることができます。
(上記の写真は絶景ポイントからの眺めです)
宿泊施設もあり夕方以降はプライベートビーチとなるので混雑を避けてゆっくりしたい人にはオススメです。
*ナンユアン島は保護区なので入場料100Bが必要です。
*ペットボトルの持ち込みは禁止されています。島内で飲食ができます。
*サンゴを守るため、フィンの使用は禁止されています。
タオ島の魅力をまとめ
いかがでしたでしょうか。きれいな海、色とりどりの魚たち、そして極上のサンセット。
バンコクから簡単には行けない分、感動する美しさがあると思います。
たくさんのリゾートホテルがあり、たくさんのレストランやコンビニもあるのでお食事、買い物も安心です。
手つかずの自然が残るタオ島に訪れてみてはいかがでしょうか。