1. HOME
  2. タイの最新ニュース
  3. コロナからの脱却 タイ観光省10月までにバンコクへの観光客受け入れの再開を確約
タイの最新ニュース
タイ 空港

コロナからの脱却 タイ観光省10月までにバンコクへの観光客受け入れの再開を確約

何度もニュースにあがっては延期されている、タイの観光客受け入れについてですが、10月には再開第一弾の受け入れがされるようです。観光客受け入れに関するバンコクポストの記事をご紹介させて頂きます。

タイ観光省10月までにバンコクへの観光客受け入れ再開を確約

タイ 水上マーケット

タイ観光省は、当初はバンコクを目的地として、10月までに最初の海外からの旅行者をタイに受け入れ再開することを確約しており、早急に観光事業者がマーケティング計画の立案にとりかかることを望んでいます。

「観光事業者は、特別な観光ビザ(STV)を提案することにより、長期滞在パッケージを潜在的な顧客に今すぐ提案することができます。一方、観光客は、ツアーオペレーターまたはタイロングステイカンパニーのサービスによる旅行計画の詳細について、在外タイ政府観光局に照会することができます。 」と観光&スポーツ大臣のフィファット・ラチャキットプラカーンは述べた。

観光客にとって最も重要なことは、旅行プランに関する必要なすべての書類をタイの領事館に提出することです。それらの書類にははタイ政府代替検疫施設(ASQ)またはタイ政府地方代替検疫施設(ALSQ)施設への支払い証明、検疫後の宿泊施設名、チャーター便またはプライベートジェットの予約状況、コロナ陰性証明書、旅行保険とと健康保険などが含まれます。

外務省がすべての文書を承認した後、在留資格証明書(COE)とSTVが発行され、観光客は実際に旅行ができるようになります。

「ビザ手続きを期限内に終わらせれば、観光客はチャーター便またはプライベートジェットで10月1日までに国を訪れることができます。」とフィファットt氏は述べた。

最初の観光客はバンコクで14日間の検疫を受けます、なぜならバンコクには外国人向けに機能することが認められたタイ政府代替検疫施設(ASQ)施設が十分にあるからです。

タイ国コロナ状況管理センター(Center for Covid-19 Situation Administration)によると、観光客受け入れ再開の最初の段階では、国際線は1週間あたり3便で、かつ、、1フライトあたり100人の観光客または1か月あたり1,200人の観光客にに限定される予定です。

フィファット氏は、「多くの旅行者がタイへの再入国の意思をすでに示しているため、再開の最初の月にほ、受け入れ定員の上限に達する可能性がある。」と語った。

同氏はまた、「最初の月の状況が新たな感染拡大を引き起こさずに順調に進んだ場合、次の段階で受入れ上限数を増やすことを目指している。」と述べた。

国内観光に関しては、2つの需要喚起キャンペーンの期限を延長し、特典を増やす案があります。同省は来月これらの詳細を内閣に提出する予定です。

フィパット氏は、観光事業者によるツアーパッケージの販売サポートすることを目的とした新しい需要刺激策も発表される予定であり、予算成立の遅れは同省の運営に影響を与えないだろうと述べた。

これとは別に、タイ国持続的観光特別地域開発管理機構は81の観光地区を制定し、また、国内旅行協会やタイ旅行代理店協会など、全国のさまざまな観光協会と協力し、観光地区を中心とした新しい観光パッケージの販売促進チャネルを提供しています。

この取り組みは、地元の観光の需要を刺激する計画の一環として、観光省によって支援されています。

まとめ

タイ 観光 島

こちらの記事は以下のバンコクポストの記事をもとに作成をしております。

https://www.bangkokpost.com/business/1987315/ministry-vows-bangkok-special-tourist-visa-arrivals-by-october?cx_placement=underbox#cxrecs_s

こちの記事によるポイントは以下のとおりです。

  • タイに入国を希望される方は事前にタイ大使館への書類提出が必要となります。
  • 当初は1か月あたり1200人の外国人とかなり限定されていますが、様子を見ながら徐々に広げていくことを検討しているようです。
  • 観光目的で入国できるといっても、14日間の強制隔離は必要となります。

観光客受け入れ再開といっても、気軽に2泊3日といった短期でタイを訪れることはまだまだ難しいようです。タイの主要産業である観光業がコロナウィルス感染拡大により、深刻なダメージを受けており、一般のタイ人の生活にも大きな影響を与えています。このような形でも、少しずつタイに観光客が戻ってきてくれ、一般の方の生活に元の安定が戻ることを祈っております。