タイ バンコクは再びロックダウン
タイの首都バンコクでは、連日10,000人を超えるコロナ感染者がでる現状で再びロックダウンに入りました。
バンコクで再びロックダウン
バンコクのより多くの企業や施設は、コロナの蔓延抑制のため、今後数週間は閉鎖するように命じられました。閉鎖される施設は、公園、スポーツフィールドと裁判所、美術館、美容院、理髪店、タトゥースタジオなど。それらの施設は8月2日まで閉鎖することとされています。
バンコク首都圏管理局は、コロナ状況管理センターからの勧告に従って閉鎖を命じました。この命令は、バンコクでの厳しい制限に加えて、23日から発効されています。
バンコクのアサウィン・クワンムアン知事が署名した公式命令によると、命令に違反した者は、最高1年の懲役と最高100,000バーツの罰金と、緊急感染防止法に基づく最高2年の懲役と最高40,000バーツの罰金の両方を課される可能性があります。
閉鎖される施設
今回の発令で閉鎖される施設には以下のようなものがあります。駐在員やタイ滞在者の中では、飲みに行くことができないので、せめてゴルフ!という生活をされていた人も多かったですが、ゴルフまでもが禁止されることになってしまいました。
- スポーツ施設
バドミントンコート、フットサルコート、バスケットボールコート、バレーボールコートなどの屋内会場、ゴルフコース、ゴルフ練習場、サッカー場、テニスコートなどの屋外会場を含む - 公園や動物園、植物園
- コンベンションセンター、展示ホール、見本市センター
- 学習センター、文化センター、ギャラリー
- ライブラリ
- 美術館
- 幼稚園と早期保育所
- ヘアサロン、ネイルサロン、理髪店、タトゥースタジオ、ピアススタジオ
- プール
バンコクでは、飲食店での飲食が禁止されており、食事は自炊かデリバリーという不便な状況が続いておりましたが、さらにスポーツなどまでも禁止されることとなりました。8月2日までの暫定措置と発表されていますが、本発令後も感染者数が収まる傾向が見えないこともあり、この措置は延長されることもあるかもしれません。
またバンコクやバンコク周辺の首都圏、チョンブリ県といった都市から、地方への移動も制限されており、各所で交通止めなども行われているようです。